2013年 11月 22日
孫崎享氏 自民党に「新大政翼賛会」への改名を提案
特定秘密保護法案をめぐり11月20日、自民・公明の与党は日本維新の会と修正協議を行い合意した。
修正合意では、特定秘密の指定が恣意的になることを防ぐための第三者機関の設置や、
秘密の指定期間を原則最長60年とし、原則を超えて期間延長できる秘密を7項目に限定。
維新側が例外項目を限定するよう求めていたことから、与党は例外項目について
「情報源に関する情報」を「人的情報源」と定義を明確にした案を示し、維新の会が受け入れた。
みんなの党に続き維新の会も修正合意したことにより、同法案は26日に衆議院を通過する見通しとなり、
同法案に反対しているジャーナリストの江川紹子氏はツイッターで「維新の会もかんらく~」と落胆。
「要は、みんなの党も維新も、自民党の会派にすぎない、ということ」との見解を述べた。
またこうした特定秘密保護法案をめぐる自民党の動きについて、元外交官で評論家の孫崎享氏も
ツイッターでコメント。
「自民党さん、『自由』と『民主』のために何か実施していますか。するつもりですか。
いっそう、『ナチをこっそり真似る党』か『新大政翼賛会』にでも御改名されたらいかがでしょうか」
と意見している。
http://yukan-news.ameba.jp/20131121-90/
孫崎さん あの組織も「産業報国会」と改名した方がいいということになりますね。
あなたのような、さもしい価値観の人間がいるからこの法案が必要である
孫崎享氏の「戦後史の正体」は、西山事件の「沖縄密約」を、意図的に封印しています。
「そういう意味ではこれは30年前の事件ではなくて、現在の事件です。
つまり、嘘をつき通すということを、依然として政府や私たちが選んだ権力者はやり続けて、
それが可能な国だという、これは非常に明白に照らし出しています」。
「外務省のもっとも恥ずべき部分」(天木直人)を「戦後史の正体」は隠ぺいし封印しています。
ある意味で情報犯罪だと考えています。
孫崎享氏は「戦後史の正体」のあとがきで
「私自身、40年近く外交官としてすごしましたが、本当の外交をしようと思ったら、
必ず歴史を勉強する必要が出てきます。
相手国とのあいだに横たわる問題を共同で解決し、友好関係を維持する。
または敵対関係のなかでなんとか妥協点を見いだし、最悪の事態を回避する。
どちらの場合も、本当に必要なものは情報です。
そのなかでいちばん基礎となる本質的な情報をあたえてくれるのが、歴史の研究なのです。」
本当に必要な情報を封印した「戦後史の正体」。
これまで繰り返し述べてきましたが、「戦後史の正体」が国にとって
本当に都合が悪ければ西山事件の「沖縄密約」と同様、徹底的に弾圧し、
国家機密法違反で逮捕されることでしょう。
そうならないのは、なぜなのか皆さんに考えてもらいたいと考えています。
西山事件(にしやまじけん)は、1971年の沖縄返還協定にからみ、
取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の
西山太吉記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件。
別名、沖縄密約事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6