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今日ボクが見た風景

【英国紙】「米国で慰安婦像が設置されても黙って耐えろ、日本が共感を得る事は無い」



安倍晋三首相と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は先週、米国の仲介により


オランダのハーグで3者会談に臨んだ。



これが驚きをもたらしたこと自体が衝撃だ。


共に就任から1年以上たった日本の首相と隣国韓国の大統領が、
なぜ一度も会談したことがなかったのか。歴史認識や未解決の領土問題で


北東アジアの雰囲気が険悪になっているため、
同地域での米国の最重要同盟国である日本と韓国の首脳はほとんど話もしない。

日米韓3カ国首脳会談が実現。左から韓国の朴槿恵大統領、


オバマ米大統領、安倍首相(25日、ハーグ)=共同



 会談の様子は多くを物語っていた。オバマ米大統領はいがみ合うのを抑え込むように


両者の間に身を置いた。懸案については議論されず、
3カ国の首脳は結束しやすい北朝鮮の核問題に関する協議に終始した。


これで会談は象徴的な意味だけでなく、多少は中身を伴うものになった。




 なぜこうした事態に陥ったのか。


アジアの最も重要な経済大国である日韓の関係がこれほど悪化したのは、残念としか言いようがない。


自由な報道機関と独立した機関によるチェック・アンド・バランスが働いているはずの民主主義国同士でさえ


反目し合うのなら、共産党がナショナリズムと反日感情の炎が燃え続けることを望む中国と


日本の関係に何を期待できるだろうか。





日韓については、双方に幼稚な点がある。


韓国政府から時代錯誤な軍国主義の象徴だと非難された安倍氏の靖国神社参拝の決断は、


愚かなほど挑発的だった。



第2次大戦中に何千人もの女性に性的奴隷を強いたことを認めた


河野談話を再検討する可能性を示したことも同じだ。



 韓国政府の行動も思慮に欠けている。


朴大統領が日本の伊藤博文初代首相を暗殺した人物の記念像設置を中国政府に要請したのは余計だった。


旧日本軍出身で、戦後も日本寄りだった父親から距離を置こうとしていることが、朴氏の判断を鈍らせている。



 一方、日本は挑発にたやすく乗ってしまう。


多くが塗炭の苦しみを味わった韓国の従軍慰安婦の記念碑が米国で建設されるたび、


日本は自らの歴史解釈を周知するために代表団を送り込んでいる。


日本政府がこの問題で共感を得ることはなく、


歴史が操作されていると感じる時でも黙って耐えることを学ぶべきだ。




■2人の首脳に対立を鎮める責務




 こうした摩擦は不快なだけにとどまらない。米政府は同盟国である


日韓が関係を修復することに利益がある。


数年前には情報を共有する合意を仲介したが、一連の対立を受けて頓挫した。


今回の日米韓首脳会談で明らかになったように、日韓政府には少なくとも北朝鮮問題という


共通の政策課題がある。



 日本と韓国はハーグの首脳会談で築かれたもろい土台を強化してほしい。



両国首脳には対立をあおるのではなく、鎮める責務がある。メディアも同様に、


もっと繊細な全体像を示すよう励むべきだ。



韓国だけでなく日本でも、メディアがナショナリズム的な感情に迎合しつつある兆しがある。


両国ではこうした感情が危険なほど高まっている。



 安倍氏は河野談話の見直しを否定し、小さな一歩を踏み出した。


朴氏はこれを受けて安倍氏との会談に応じた。両首脳は少しずつでも関係を築いていかなくてはならない。




(2014年3月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)


(c) The Financial Times Limited 2014. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.




ソース 日本経済新聞(2014年3月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM3100V_R30C14A3000000/










すでに数十年黙って耐えた後なんだよね









歴史が操作されている、って知ってるんじゃんか!
それでも黙っていろとはどういう訳だ。






欧米の旧連合国の政府やメディアはどっちの歴史認識が真っ当なのか実は分かってるんでないの。

分かっていながら知らんふりして「そういう事にしておけ」と迫っている。








チョンに金貰ってるんだろうな








しっかし相変わらず欧米メディアは不勉強だな
知ってて韓国に荷担してるのかと思ったが
その場合全く利益がないのでやはり不勉強だと思う









終わりのない中国・韓国による歴史認識批判
日本はひるむことなく正々堂々と反論せよ


http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40265






 歴史的事実を幾ら積み上げても、それは歴史ではないだろう。


そこに至当な評価がなされてこそ、それらが歴史たり得るのである。


日中韓の3者間に関連する事実の客観的・実証的な研究すらも十分に行われておらず、


時に捏造されたものが事実として喧伝される状況では歴史的評価はできない。



 歴史の評価に当たっては、以下のような視点を持つべきであろう。



●歴史的事実の確定には冷静かつ実証的な議論が必要である。



●歴史的事実と評価は峻別されるべきである。少なくとも前の大戦は歴史的過去の出来事ではなく、


歴史化もされていないのではないか。在るのは一方的な断罪だけだ。



●過去の事実・事象を現代の価値観で断罪することは慎むべきだ。



●己にとって不都合なことでも取り上げるべきだ。



●歴史の評価には、1世紀少なくとも半世紀位の時間的経過が必要である。


ある識者は、物事が歴史になるには3世代かかるとも指摘している。



●多様な評価があることを認識すべきである。



●歴史の評価は、立場、視点によって180度異なる場合もある。歴史の評価は時代と共に変遷する。


ある人物の評価が時代を経て高く評価され、あるいは逆に低下することもあり得る。



●国の数ほど歴史が存在すると言われるくらい、歴史はその国のアイデンティティに関わる大事である。






 歴史認識はそれぞれの国家のアイデンティティにかかわる事柄であり、


いずれの国家も安易に妥協できない。論戦が次第にエスカレートする可能性が高い。


いずれもが妥協できないとすれば、根本的な解決はいずれかの国が他の国を圧倒した時以外にはない。


それでも恨みは残る。



 彼らの宣伝・主張に一々反論するのは受動的であり、日本が言い負かされているような懸念を与える。


しかしながら、しないわけにはいかないのだ。反論しないということは認めたに等しいのである。



 彼の国の弱点を論って、彼らを貶めることも可能だが、そこまで、低レベルの争いをして良いものだろうか?



 別次元での戦いも考慮すべきだろう。低次元の次元ではない、別な土俵で、


彼らの異常さを訴えることも考える必要もあるかもしれない。



 このような歴史認識を巡る関係国とのギャップ・摩擦は一朝一夕に解決できるものではない。


従って、対策としては、当面の対応と長期的対応に区分して考えるべきであろう。


目の前の事象に対応しつつ、将来的な解決を目指しての対応をも並行的に実施すべきである。



 中国や韓国のように捏造し、歪曲してまでも我の正当性を認めさせるような低次元の戦いをする必要はないが、彼らと付き合うには、それをもあえて実施する、それ位の覚悟が必要だ。





 中国や韓国は、自国の主張というか彼らの唱える歴史的事実こそ絶対正義であり、


いかなる反論も認めず、時には歴史を捏造し、歪曲し、それ以外の主張は絶対許さないという態度である。



 韓国や中国の対日関係の歴史は、日本が悪であり、中国や韓国は被害者であり、


日本は歴史に真摯に向き合うこともなく反省もしていないと糾弾する。


一々反論するのもばからしいような言説も多いようだ。



 その様な主張に対して、“ばかばかしい、誰がそんなことを信じるか”と超然として無視することは


一見格好が良いが、結果的に国益を損なうのではないだろうか?



 また、歴史の評価は定まっていないとして、堂々と反論もしないことも問題が多い。



 日本としては、堂々と、毅然として主張すべきは主張しなければ、


いずれ中国や韓国の主張が正しいから日本が反論できないのだと国際的に認知されてしまう危険性がある。



 評価が定まっていない事象が多々あるのも事実であるが、


少なくとも事実誤認や意図的な改竄についてはいうべきだ。



その上で、歴史的な評価は多様であることを主張すべきだ。



なぜか、日本は自信がないように思えるが・・・。



 中国などは日本が戦後秩序に挑戦していると批判するが、


日本ほど戦勝国の規定した路線を愚直なまでに歩いている国はない。


日本がいかに平和的な国家として存在してきたか明らかである。



 敗戦国に対するペナルティが戦後秩序ではない。


国際的な自由と協調を基本として、国際社会の秩序を維持しようとしたのであって、


その秩序に何度も挑戦したのはどこの国であったか?



 最近、積極的に反論を行うようになったのは前進である。


ただ、このままでは言い合っているだけとなり、さらに受動に陥りそうである。





正直に言わせてもらえば、日本は言われっぱなしだった。


彼らの言うことがひょっとしたら正しいのかもしれない、


彼らと喧嘩したら、しっぺ返しが怖いなどと考えていたのではないだろうか?



 世界に向けて、堂々と主張すべきは主張しなければならない。


反論する権利は当然あるはずだし、その権利を堂々と行使すべきだ。



 中国や韓国の得意な対日関係事項の政治問題化が将来に何ら益しないことを訴え、


いかにおかしいかを国際社会に理解して貰う努力をすべきだ。



 反転攻勢こそ最大の防御である。







 人権、環境、自由、法の支配、民主的、近代社会の普遍的理念等々。


内政干渉と言わば言え、どちらが内政干渉しているか?






歴史認識において、一方的に断罪されるのは明らかに異常である。


日本人も国家も否定されねばならないのか?



 歴史の見直し・正史の確立がなされてこそ日本人の戦後が終わるのではないだろうか?


 戦いつつ、何らかの決着の方策を見つけるという難しい道ではあるが、なさねばならぬことであろう。


by hinoe-e | 2014-03-31 16:34 | 慰安婦問題